盤上遊戯は三日月の夜に

ボードゲーム好きの夫婦、「ミカ美(みかみ)」と「Moon(むーん)」の日常

【レビュー】<ビンジョー×コウジョ―>一年の時を経てついに

 

どうも、みかむーのMoonの方です。

 

 

もうすぐ、大阪にてゲームマーケットが開催されますね。

ツイッタ―なんかを見てても新作情報やゲムマ限定の情報なんかがチラホラ流れてきます。

 

メッチャ行きたいorz

 

単純にイベントとして色んなブース見てるだけでも面白いですし、話題となりそうなゲームはチェックしておきたいところなのですが……。

 

やっぱお金がねぇ……(切実)

 

5月には東京でのゲームマーケットも開催されますし、そっちを優先したいと思っております。

開催概要・アクセス | 『ゲームマーケット』公式サイト

 

 

――さてさて、そんな中。

今更ではありますが、ゲームマ―ケット大賞2016で見事大賞を勝ち取った、あのゲームを今回は遊んでいきたいと思います。

 

 

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ビンジョー×コウジョ―

ビンジョー×コウジョ―

 

 

<ゲーム情報>

タイトル:ビンジョー×コウジョ―

製作:すまいる120円工房

人数:3~4人

時間:40~60分

年齢:9歳~

 

 

<ゲーム概要>

世界一の工場を目指して、独自の生産ラインを作っていきます。

手番では各アクションからいずれか一つのことができます。

◆基本アクション

 1、雇用(職人を雇用する)

 2、受注(製品を受注する)

◆戦略アクション

 1、建設(お金を支払い、工場タイルを購入)

 2、増資(お金を支払い、資本金コマを進める)

 

最終的に、資本金額【60】になったプレイヤーが勝利となり、ゲーム終了です。

 

 

<パッケージ&コンポーネント

このゲーム、ゲームマーケット当日に購入できず一旦諦めたのですが、すまいる120円さんがクラウドファンディングで増産したいと支援を集めていると知って支援して購入したものです。

余談ですが、この時は目標金額(15万円)を大きく越えて、120万円もの支援が集まりました。その結果【すまいる120万円さん】なんて呼ばれたこともあったとかなかったとか……www

 

 

現在はアークライトさんからデザインが一新されて販売されています。

 

さて、内容物ですが……

内容物

新しい方は可愛らしいイラストがふんだんに使われていい感じですが、個人的には工場の無骨感というか、シンプルさというか、そういうのが感じられるクラウドファンディング版の方が好きですね。

 

内容はボードにタイルがたくさん!あと歯車のようなコマがあります。

 

作りはどれもしっかりしていて、箱サイズの割に重たいです(物理的な意味で)

 

 

<ゲーム内容>

まず先に、ざっくりと全体のイメージをお伝えしておきます。

 

システム概要

概要でも書きましたが、目的は"資本金額を【60】にすること"です。

資本金ボード

資本金額はゲーム中に獲得したお金を投資していくことでどんどん増えていきます。

単純に【1金=1ポイント】で増えます。

 

じゃあそのお金はどう稼ぐのってとこですが、製品タイルというものがあり、これを獲得することで稼ぎます。

製品タイル

タイル左上に書いてある大きい方の数字がお金(価値)です。

 

獲得方法は、タイル右上にある必要工程(コスト)を確認し、自分の工場で生産できる(条件を満たしている)なら、そのタイルを獲得できます。

 

例を見てみましょう。 

製品タイル

このタイルの場合は【青の作業工程】が一つ必要です。

 

工場のボード

自分のボード上には製造ライン(横1列)が3本あります。

 

各タイルに時計のマーク(時計マス)がありますが、この上に"時間コマ"と呼ばれる歯車が置かれています。この歯車は1マスずつ進んでいくのですが、"時計マスの一番右側に置かれている"、もしくは"通り過ぎている"場合、そのタイルは工程の準備完了とみなされます。

 

サンプル

なので、一番上のラインでは青い工程の準備がまだ終わっていませんが、二段目もしくは三段目のラインでは青の準備が完了しているので、製品の受注が可能な状態(タイル獲得の条件を満たしている状態)となるわけです。

 

というような前提を踏まえた上で、各アクションの詳細を見ていきましょう。

 

 

まず、手番の流れは以下の通りです。

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◆基本アクション(いずれか一つ)

 1、雇用(職人を雇用する)

 2、受注(製品を受注する)

◆戦略アクション(いずれか一つ)

 1、建設(お金を支払い、工場タイルを購入)

 2、増資(お金を支払い、資本金コマを進める)

◆時間コマを1マス進める

◆次のプレイヤーへ

 

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 ゲーム自体はただひたすらに上記の手番を繰り返していくだけですので、一度遊んでしまえば難しく感じることはないです。

 

 

基本アクション<雇用> 

"共有スペース"と呼ばれる場所に様々なタイルが並んでいます。

共有スペース

これは工場に設置する設備だと思ってください。

その中の一つに"職人タイル"というものがあります。

職人タイル

 

"雇用アクション"では、いずれかの職人タイルを1枚獲得することができます。

獲得したタイルは個人ボードの好きな場所に配置することができます。

 

職人タイルのいいところは、ノーコストすぐさま工程の準備完了となるところです。

というのも、通常は各プレイヤーの手番の最後に時間コマを進めることができます。が、この職人タイルは 設置した瞬間に時間コマを移動させて作業準備完了とすることが出来ます。
※ただし、時間コマが次のタイル(職人タイル)に移動できる状態であること

サンプル

左から二列目に配置する場合、上のラインは配置してすぐに時間コマを移動できますが、下のラインは置いても時間コマは移動できません。

 

ただし、この職人タイルは何かの製品を生産したときに共有スペースに戻さなければなりません。

 

つまり使い捨て派遣的な感じで、一時雇用していただけということになりますね。

なんだか世知辛いなぁ……ww

 

 

基本アクション<受注>

ここでは製品タイルをいくつかめくって確認することが出来ます。

 

製品タイルは裏向きで山札として置かれています。そこから数枚(資本金額に応じて変動)のタイルを取って確認します。

 

現在の自分の工場で受注可能であれば、そのままそのタイルを獲得します。

この時、使用したラインの時間コマは最初の位置に戻り、かつ職人タイルがあったのならそれは共有スペースに戻さなければなりません。

 

受注しない(もしくは出来ない)タイルはそのまま表向きで捨て札とします。

 

~ビンジョーについて~

受注した製品タイルについて、"他プレイヤーも受注可能な状態"の時、

「ビンジョー!」と宣言することで、その製品を生産することが出来ます。

その際、ビンジョーしたプレイヤーはタイル右上の必要工程より”一つ少ない工程で生産できる”のです。

サンプル

この場合、右のボードのプレイヤーが上の製品タイルを受注する場合、左のボードのプレイヤーも一緒に受注できることになります。

 

ただし、獲得出来るお金はタイル左上の小さい方の数字(ビンジョー価値)となります。

 

製品タイルは獲得したプレイヤーの手元に、ビンジョーしたプレイヤーは個人ボード上部で獲得した金額分、コマを移動させておきます。

お金の処理

例)ビンジョーしたプレイヤー は元々3金持っていたので、ビンジョー価値の4金を得て、"7金"になりました(タイルは獲得しません)

 

 

いかに上手く他プレイヤーにビンジョー出来るか、また他プレイヤーにビンジョーされないような状態に出来るかなどなど……

ゲームタイトルの通り、このあたりが考えどころ満載で面白いポイントですね。

 

 

戦略アクション<建設>

ここでは共有スペースにある設備(工程タイル)を購入することができます。

工程タイルいっぱい

お金さえ支払えば、何枚購入してもOKです。

それまでに獲得した製品タイル、もしくはボード上部のお金から支払をしますが、お釣りは出ませんので、上手に買い物したいところです。

 

個人ボードを見るとタイルを置く場所に「-3」などの数字が描かれています。

工場のボード

これは購入した工程タイルをそこに設置する場合、そのタイルのコストから"-3金"で買えることを意味しています。

つまり、後工程であるほど時間がかかる代わりに、安く買えるということですね。

 

 

戦略アクション<増資>

ここでは獲得した製品タイル、もしくはボード上部のお金を用いて資本金を増やすことが出来ます。概要でも説明した通り【1金=1ポイント】増資できます。

資本金ボード

増資をすると、基本アクション<受注>で確認出来るタイル数が増えます。

具体的には、資本金額が

 【0~14】 ⇒ 2枚

 【15~29】⇒3枚

 【30~44】⇒4枚

 【45~59】⇒5枚

となっています。

 

 

時間コマを進める

手番の最後には【全プレイヤーが全ての時間をコマを1マス進める】わけですが、意外と忘れがちです。

 

忘れないように気を付けましょう。

 

 

 

<感想>

この記事のタイトルで『一年の時を経てついに』と書いてありますが……。

 

実は、積んだまま1年が経過しておりました。

 

 

やらなきゃやらなきゃ……と ずっっっっと思ってました。

 

新しいボードゲームが届く度に、

嫁「まだやってないのあるけど?」

という視線を送られる始末……。

 

しかし、なかなか遊べずに眠っておりました。

 

先送りになっていた理由はしょーもないんです。

最初にパラッと説明書を読んだ時にいまいち内容がよくわかんなくて、そのままついつい後回しにしてた、っていう……。

 

いやほら、一回苦手意識を持ったものをどうにかするのって、なかなか重い腰があがらないじゃないですか(開き直り)

 

なので厳密に言えば「説明書が理解できない」とかではなくて

「一度苦手だと思ってしまったことを解決するだけの気合がなかなか入らなかった」のです……orz

 

あとプレイ人数が3人以上ってことで、嫁と二人で遊べないからきっかけが……ってのもあったんですけどね。言い訳ですね、はい。

 

 

――とにかく、このままじゃいけないなってことで、友人を交えて3人で満を持して遊びました!

 

遊んでる様子

なるほど!面白い!

 

序盤はとにかく工場を拡大していく為に職人や工程タイルの取り合いになりますね。

 

ビンジョーする為にはある程度相手の工程と同じようなものを準備しておかなければならないですし、でもビンジョーされないように独自の生産ラインを作っておきたいし、工程タイルの枚数には限りがあるからなるべく早めに取りたいし、増資も早めにしておきたいし……。

 

悩ましいZE☆

 

けど、ある程度工場が整ってきたら後はひたすら

 

前半が拡大再生産をしっかり感じられて、後半は【受注⇒増資】のコンボが炸裂します!

 

RPGゲームなんかでも、メッチャレベル上げしてからボスに挑んで

「俺TUEEEEEEE」みたいなのが好きな私としては、後半のブースト部分もかなり楽しいです♪

 

今回は早めに前半から少しずつ増資を始めていく作戦を試してみました。

 

ビンジョーもそこそこ出来て、見事逃げ切って勝利!

結果

 

4人だともっとビンジョーが頻発しそうだし、また違った感覚で面白そうだなぁ。

 

 

 

 

――はい、というわけでいかがでしたでしょうか。

 

1年もの間、積んだままとなっていたゲームですが……

 

もっと早く遊んどきゃ良かった(泣)

 

皆さんも、積みゲーは早めに消化しましょうね!

 

 

おしまい